ワークアウト虎の巻

骨格が華奢な人でもカッコイイ体を目指そう!

プロボディビルダーと一般トレーニーの違い

プロボディビルダーのトレーニング量ってすごくないですか?

彼らは平気で2時間以上トレーニングしたり、

それを1日2回行ったり、一部位につき30~40setやったりしています。

 

1年に数回、気分が乗ってる時だけやるならまだしも、

それが普通の感覚って最早、気力や気持ちなどの精神論では覆せない物理的な何かがあると思います。

 

基本的に筋肉を増やすことに人生を賭けているわけでもなくコンテストにも興味がない一般的なトレーニーの場合、プロボディビルダーのトレーニング量を真似したらとんでもないことになります。

 

プロボディビルダーにあるのは、まず第一に素質。

例えばホルモン。

飯を食って体がそれをどんな風に吸収するかはホルモンによって人それぞれで、

同じ飯を食ったとしても人によって筋肉や脂肪の増える量減る量は違ってきます。

また、食ったものをいかに効率的に吸収できるか、また速く吸収出来るか、大量に吸収できるかなどの臓器の強さも人それぞれです。

 

他にも回復の速さ、元々の体の大きさ、強さ。そういった素質全てがまず一般人とは違うと考えて良いです。プロビルダーなんてのは超人ですね。

 

なので、そんな超人を真似するのはやめた方が良いです。

真似した場合、オーバートレーニング、体調不良、ケガ、大変な未来が待っています。

 

あと、薬物。筋肉増強剤。

これをプロは漏れなく使っています。

これによって、回復速度が全然違う・・・

(法を犯すのは駄目だが、プロビルダーの目的のために出来る限りの全てを実行するという精神性は非常に好きです。笑)

 

筋肉を発達させる鍵である「休養」をプロ並に摂るのはハードルが高い

素質がまず違う。覚悟(薬物)も違う。そして環境も違う。

そもそもステロイドってのは火傷のダメージ修復やエイズの体組織分解抑制に使われている通り、回復が本来の役割なのです。

 

筋肉増強剤って名前だから、筋肉をもりもり勝手に付けてくれそうなイメージだけど実際は傷ついた筋繊維の修復速度を上げたり、疲労回復を促進するなどの効果が大きいんですね。

 

筋肉増強剤の実質は、ラストエリクサーです。

素質、覚悟ときて、最後は環境が違います。

環境ってのは筋トレを好きなだけ出来るって意味だけでなく、

休息も十分にとれるという意味も含めた環境です。

 

まず、プロビルダーはスポンサーが付いているため会社勤めをする必要がありません。

筋肉を大きくするのが仕事なのだから当たり前です。

 

基本的にプロビルダーは夜寝たいだけ寝るという生活を送っています。

勿論、昼寝もしたければ好きな時に好きなだけします。

 

そんな疲労回復に適した環境ありきで、

プロビルダーは1日2回もジムへ行って、元気に筋トレに励んでいるのです。

覚悟(薬物)と環境がセットになって本気の休息がとれると考えていいかと。 

 

余談だが、実は高強度トレを行うとカタボリックホルモンのコルチゾールが多く分泌されます。

それによって、疲労回復が得られず、筋肉の発達を引き起こせなくなります。

しかしステロイドは強いアンチカタボリック作用を持っているため、コルチゾールの分泌を抑える働きが。

要するに、プロビルダーは高強度トレをしても回復しやすいけど、

一般トレーニーは回復に時間がかかりまくるということです。

 

 

逆に、プロでさえ量が多すぎるという話も。

実際量が少なくても成功しているプロビルダーは沢山います。

じゃあ何故大多数が量をこなすかというと、単純にトレーニングが楽しくて好きってのが主な理由ですね。

 

才能・努力・環境

やはりプロはすごいです。

 

 

 

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