腕を鍛えるのは無駄
寝ていると夢の中で神のお告げがありました。
神「青峰くん、腕を鍛えるのは無駄だからもうやめなさい・・」
ハッとして飛び起き、神の言葉を反芻してみると意味がすぐにわかりました。
腕を鍛えることは無駄です。その真意は・・・
厳密には無駄じゃない。もちろん腕を鍛えれば太くなるし、神経系も発達する、カットも出ます。
しかし多くても週に3回、各40分~60分の短時間トレーニングで済ませることが前提で、なおかつボディビルの大会に出るわけじゃなく、ただ単にかっこ良い体を目指すのであれば、腕を鍛える時間があるなら肩や背中などの大きな筋肉を徹底的に鍛えまくったほうが、体はかっこよくなるし、全体的に大きくもなります。肩や背中を徹底的にやるのであれば、二頭も三頭も副次的に鍛えられるので個別に鍛える必要はありません。何も全てにおいてボディビルの真似事をする必要はなく、目的に応じたトレーングを自分で確立するのが最良なのです。
とのことでした。なるほど。
確かにこれは言えていて、上腕は最大39cmまでいきましたが、最近はもっぱら腕を鍛えたらパンプはするものの、かといってパンプが萎めば太いんだか太くないんだかよくわからないといった状態が続いていました。そのため、とにかく腕はもういいから背中と肩を重点的にやりたいというオレの本能が今回の神のお告げを導いたのかもしれません。
わけがわかりませんが、とにかく今は背中と肩を念入りにやりたい時期なのです。
フォームの確立も兼ねて、単調にただ繰り返していけば成長するといった段階では最早なく、現在は変化が必要な段階にあるため、正気か?と思うようなことでも色々試して、楽しみながらやっていきます。上級者への階段をそろそろ登らねばという焦りも正直あります。
ちなみに、今まで「腕トレは必要ない」と主張する人がいても鼻で笑っていました。
腕を省き、背中と肩をミッチリやる【今日は肩】
腕をやらないということは、楽をするということではなく、背中や肩を発展させ、体全体としての進歩に繋げるための取捨選択なのです。そのため、普段は北島式メソッドを参考に各部位3~4種目を3.4setやるだけの自分ですが、今回は久しぶりにボリュームのあるトレーニングをしてきました。腕を単体でやらない分、肩を思い切り追い込み、レベルアップを図り、さらに副次的に腕も鍛えることが出来たらいいなという算段です。
思い出せるだけ思い出して書いていきます。
(↑北島式トレーニングの解説)
前肩1:ダンベルショルダープレス
7kgのダンベルを2つ持ち、20rep×3くらいから入念にアップを図る。
次に10kg×8。さらに14kg×5 メインの22kgからドロップで3set。
重量は30kg近くでやることもあるが、それはコンディションによりけりと言った感じでいつまで経っても大して成長しない異常な種目。
自分としては、高重量になればなるほどスタポジにダンベルを持っていくのが鬼門すぎます。
今後の工夫:日本で唯一のプロボディビルダー山岸選手を真似て、アップはマシンで行うなどしてみるのもいいかもしれないです。
前肩2:マシンショルダープレス
特に難しいこともないです。高レップでパンプ狙い。高レップ出来なくなったら重さを下げる方式で4set。重さは覚えていません。
中肩1:アップライトローイング
個人的に好きな種目。バーの真中を持って行う。
30kgで高レップ3set。
その後、おもりを外しバーのみ(20kg)で高レップ2set。
中肩2:サイドレイズ
自慢じゃないが10kgでやっています。
15rep10repてな感じで2set。
その後、7kgで中レップ3setくらい。
さらに、4kg超高レップで締めようとしたものの、15rep目くらいで肩に焼け付くような疲労感が・・・。もう駄目だと思ってから、稼働域が狭くなったりフォームが多少乱れつつも+20repくらいしました。それを更に3セット。
後肩1:シーテッドリアレイズ
14kgでやったけどサイドレイズの疲労で数回しか出来ず、9kgまで下げました。
そっからドロップ4set!
後肩2:マシンリアレイズ
12rep前後で「もうダメだ」と思ってからさらに+20repくらい。
この辺になるともうフォームも使ってる筋肉も関係なく、極力後肩や肩甲骨外転を意識するけど、でも、とにかく我武者羅に繰り返すだけです。5setくらいで計100repやって終了。
まとめると・・
前肩:7set
中肩:13set
後肩:11set
なんやかんやで30set以上やりました!!
正直こんな(自分にとっては)ハイボリュームでやる意味があるのかは謎です。
ハイボリュームトレーニングへの疑問
ハイボリュームトレーニングが可能な理由はまさしく、疲れてきた時、狙った部位以外の筋肉も動員しているからでしょう。
ダラダラとセットを重ねたところで、狙った部位への効き目は弱まるばかりで、大して意味がないのではないでしょうか。。。もちろん、効き目が弱いなりに、ネチネチと追い込み切ることに意義はありますが、ただそれだと神経や関節が筋肉以上に疲れてしまう・・。
また、ハイボリュームありきだと無意識のうちにペース配分を行ってしまう、フォームが乱れてしまうなどのデメリットも多々あります。
やはり自分にはコンパウンド種目3set、パンプ種目3set、ストレッチ種目3setを集中してこなす方が合ってるような気がします。そこんとこ、みなさんはどんな感じでしょうか?
結論!
腕なんかやらないくていいという仮説の検証にはまだまだ時間がかかるが、腕をやらない分、背中や肩を今まで以上のレベルで行うことは至上命題である。でなければ、腕をやらなくなった分、そのままレベルダウンしてしまいます。
しかし、肩、背中を集中して鍛えること=ハイボリュームトレーニングになるとも限らないことが今回わかりました。むしろ、量より質を高めることに注力した方がいいかもしれません。
二頭三頭を万全の状態で使える分、今までにない高重量にチャレンジしてみるとか、やはり今までにないチャレンジをしていくことが必要であるという、何の役にも立たない結論で終わる記事でした。